第五腰椎の謎  宮崎県 延岡市 鍼灸院                     
丸井太郎
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 腰痛の時に腰が動かなくなる原因の骨が、腰の五番目の骨、第五腰椎です。  
第五腰椎は不思議な動きをする骨です。 背伸びをするときは、少し前方、腹
部の方へ移動しますし、挨拶する場合の姿勢前屈をするときは、少し後方に
移動します。

ギックリ腰を起こすと、大きく二通りの症状に分けられます。腰が前に曲がらな
くなる症状と、逆にへっぴり腰になり、腰が背屈位、反れなくなるという症状です。

前屈、前に曲がらない症状を呈するものは、腰の骨の中心(前後)より背中側
の筋肉捻挫による筋の痙攣硬縮又は硬直によるものです。背屈、反れなくな
るものは、腰の骨の中心(前後)より、腹部側の筋肉の捻挫による痙攣硬縮又
は硬直によるものです。


 最近この背屈位を取れない、腰痛の扱い方を覚えたのか、無資格者団体が
大腰筋や腸腰筋のマッサージの指導をしているようです。しかし腰肋筋や腰
方形筋が関係する場合もありますので、それぞれ筋肉に付加をかけた状態で、
按圧診断をするとよくわかります。

 腰を支えている筋肉のひとつに横突起間筋があります。この筋肉は前部筋
と後部筋があり、左右四本の筋肉で 一つの椎間を支えます。前屈できない
時は後部筋が、反れない時は前部筋の障害です。

 
 又腰最長筋、腰肋筋等は、前屈できない時、腸腰筋や方形筋は反れない時
に、障害がみられる筋です。治療は第五腰椎が前後に二ミリ程度自由に動くよ
うにすれば痛みは即座に止まります。

 針治療で正確にそれぞれの筋肉の腱と筋の接合部に針を当てられると、ほ
とんど一回の治療で治癒します。ひどいぎっくり腰でも二回から三回が治療の
目安で完治します、三回以上の治療が必要な方は、千人に四〜五人程度です。

 三回以上の治療が必要になる場合は、椎間板の障害や腰椎癌やカリエス
又は変形等の器質疾患が考えられますので、レントゲンやMRIの詳しい画像
診断が必要になります。

 鍼灸師の見立てが通用する範囲は、安静時痛が無い、筋肉に力をかけた
時に激しい痛みを訴える、つまり運動時痛を主訴とする場合と考えるべきです。

 
 特に有免許者は、何でも治せる等の素人的発言は避けるべきでしょう。

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