盂蘭盆会

 

春と秋の彼岸には、こちらから(此岸)よりあの世(彼岸)に、偲人の魂に会いに出向きます。

 お盆(盂蘭盆会)には、向こう(あの世)から、こちらに、魂を、精霊をお迎えして、ご接待を致します。

私達の子供の頃は、家の中を払い清め、庭を清め、そして墓所を清めて、お迎えをし、またお帰りには、

灯りをとも
し墓地までお見送りをしていました。

 そしてお盆の中の食事は、精進料理と言い、身体の隅々まで、掃除をする目的で、繊維質の多い、

竹の子や蕗や
干し大根等を煮付けにし、砂だしと言って蒟蒻等を多く食し、身体の中まで清め清まりて、

ご先祖の精霊をお迎えを
致し、ご接待申し上げ、そして、丁寧に見送りをさせて戴いたものです。

 

滝の谷川「藤河内渓谷」

★☆★☆ 小冊子「灸」より ☆★☆★

 

自律神経失調症

 

 自律神経失調症は、昔は「気印」「気の病」と言われたものです。

「血の道」は更年期障害を含む自律神経失調と考えています。

この病気には、交感神経緊張症と副交感神経緊張症の二種類があります。

主因は物理的ストレスと精神的ストレス及び神経の受容能力不足とされており、今は主因発見者の

名前から、
セリエ・レイリー症候群と呼んでおります。

 

 症状は、様々(不定愁訴症候群)で、精神的な不安や緊張が、病態の主導権をにぎり、特異な

自己顕示欲と
自己嫌悪の両極端を訴えます。

 

 簡単に言うと、のぼせ上がりと、落ち込みの両方を抱える事になります。

 灸治療が良く効く病気で、次の点を治療すると良く治ります。

疑り深く小心な人、不安が多い人が罹りますので、患者は色々な数多く経験し、多くは疑心暗鬼に

陥ってしまい、何
も信じることが出来なくなっています。

 

 まず心を楽にして「治るも治らぬも、運任せ」と言う程度で治療を信じて、灸治療を受けていただく

事です。

 

 この病気は、病気自体がヒステリックで、強く治療をすると、反発して症状が悪化し、やさしく治療を

すると効果がでません。
二〜三日目より少し良くなり、直後反発して、症状は変化します。

気候の急変や雨、湿度などで像悪します。

 治療を始めて、三週間目を越えると、症状が安定します。

この時期効果を確認して、今後の治療継続の良否結論を出すと良いでしょう。

 

 しかし、完治までは、半年から一年は見ておかれると良いでしょう。

 

   阿蘇山麓、白水水源にて

  腰痛の治療

 

 新人教育と言うカリキュラムがあります。

しかし、東洋医学においては、徒弟制度があり、師匠と弟子と言う関係で技術の継続がなされて

来たのです。

 しかし、この頃急激な鍼灸学校の増加があり、五年前の約二倍の、新たな学生を卒業させます、

もちろん生理学、
解剖学、衛生学、病理学や鍼灸理論や東洋学理論等は、素晴らしい記憶能力で、

完璧にマスターをしています。

 

 でも治療が出来ないのです。

非難をする目的でこれを書いているのではありません。鍼灸学校を運営されている、諸氏又

その教授陣の奮起を願
い、また一番大切な、治療を受けられる人々に、ガラス張りの情報を

提供する為に、あえて苦言と本音を表したいからです。

 

 三年間の鍼灸短大、または四年間の鍼灸大学を卒業する間に、治療実習があるのですが、

一度も完治する患者を、
見たことが無い。

この事は、鍼灸学校の教授のはりやきゅうの技術レベルが最低で使用に値しないと言う事を

物語っているのです。

学生もまた、数回のはりを刺しただけで、実習を行っていません。

 

私事ですが、毎朝百本を目標に、自分の腹部に針の練習をしたものです。最初百日一万本を

行い、その後五千本を
追加して行い。三年間の学生生活の中だけで、自宅で約一万五千本、

学校で五千本程合計二万本は練習したと思
います。

 

 鍼灸の国家試験に合格し、免許取得者になり、病院に勤め病院の患者で練習する、

なんと身勝手な事と思います。

 

私の所にも、研修生が来られます、まず「自分の腹部や足に」最低の五千本の練習を命じます、

それが終わるまで
約半年間、「はり」治療は教えません。

 

 やっと、許可が出て、私の腰で針治療の練習中の時です、「その硬い軟骨のような、所に打ってごらん」

「師匠、軟骨の
上にですか」「打ったら解かる」「師匠針が刺入出来ます」

「軟骨か」「・・・」

「お前の出た学校は、ここに軟骨があると教えたのか」

「・・・」

 

 腰部やでん部の筋肉の付着部、つまり腱ですが、長い期間無理を続けていると、軟骨の様に硬くなる、

でも軟骨では
無いので、数本の針を的確に刺すと、柔らかくなるのです。

 

 昔も今も変わりは無いのでしょうが、本物の鍼灸師になるのは、免許者五十人に一人位なのでしょうか。

寂しい思いです、この程度の教育ならば、人間を使うのは勿体無い、コンピューターのカリキュラムで教育

しても良い位
だ。

 

   

院長の実家の蘇鉄

 

灸治療は魂魄の治療

 

 灸治は、心から行なわないと失敗します。

理由は命をかけて、伝えもたらされたものだからです。この治療法は、昔遣唐使や遣隋使と共に、

中国に渡った、
僧達が日本に伝えた。お大師さんの灸は今に伝授された名残です。

灸治は「鍼やマッサージ」と違い、気持ちの良い治療ではありません、しかし数十倍の効き目を発揮します。

ですから、命を賭けて伝える意味があった、治療法なのです。

行うものも、受けるものも、「本気」が無ければ、只の火傷です。

 

   まるいあんのお盆休み

 

 今年もお盆休みの時期になりました、遠来よりのお客様

もいらっしゃいますので、早目ですが、お盆のお休みをお知

らせ致します。

 

 八月十三日 水曜日より十七日日曜日まで(五日間)

を休業とします。

 

 十八日日より通常営業致します。継続治療でお灸の方はこの機会にご自分で少しでも、自己施灸の

体験をされたら
いかがでしょう。

代表的なツボを五〜十点ほど選び、五壮程すえて見られると良いでしょう。

 艾〔もぐさ〕のセット、ひねり艾柱、施灸用線香、平均的な治療の方で一ヶ月分、三千五百円で用意

しております。

 尚十三日は、施術処まるいあん宮崎が一周年記念事業を行う関係上、宮崎市大字島之内にて、

治療会を行います。

 詳しくは、0985―39―5116まで、電話でお問い合わせ下さい。