院内報 もぐさ      25号

経 絡

  ツボの道を経絡

  御経の経 (オッパイ)

  経営の経、経験の経

  経とは道筋、筋目、縦糸

  縦の繋がり、親子の繋がり、命の繋がり

  精神や自律神経の働き

  

  絡とは横糸、横の繋がり

  兄弟、友人、お隣近所

  心と脳脊髄系神経の働き

  

  経と絡を整えるのが灸師

  心と身体の調和を促すのが灸師

  命の元を織り成す

  身体の縦と横の道筋整えていくのが灸師



                    海
   

伝統医学の本道「灸治

 友人の話から「ヨーロッパ人は新薬に手を出さないよ」「なぜ」

「治ると言う実績が無いからさ、日本人は何でも、新しいもの
きで、新しい物に飛びつく傾向がある」と、確かに新しい物に、

までに無い希望をします。しかし新薬には実治療上で治ったと

う実績は少ない、その上これから起きる副作用の可否すら判明

てないのです。


昔から行われてきました伝統医学には、生活風土や近所隣との
人間的繫がりを大切に有効に生かした物が沢山あります。中でも
お灸治療は、友人やご近所で「結い」と言われる助け合いを生か
した
治療です。

 お灸をして頂いた、お返しに家事の手伝いをする。
又は隣の
おばあちゃんお灸が上手なので周辺の人達は皆お世話に
なりま
した、お返しにその家の農作業を元気になった人達がお手伝
いを
する。昔の灸治療は家族や近所隣の助け合い据え合いの暖か
い心の
治療でした。

親しい友人の死に出会うと、「どうしてこんな治療をしたのだろう」

「治る治療法も無いのに、なぜこんな検査をしたのだろう」と考えてしま
います。


 血液や尿の検査、心電図やCT、癌マーカー、エコー、必要と考える
と、確かに
無駄ではないでしょうが、必ず必要かと言うと、そうでもない
ようです。

最近の先生は本当に治療上に必要な検査を行っているのかと疑って
しまいます。
例えばギックリ腰で病院を変える度にレントゲン検査、骨折
は無いと問診で百l
判っているはずですが「念の為にと」レントゲンを
撮り、椎間板障害は無い症状と
理解しているのに、MRIを撮る「椎間板
の手術準備の為にMRI撮影」であるならば
納得なのですが。

 結局は湿布にブロック注射して腰椎牽引を行う。こんな治療の
準備
にはMRIは必要ない。「どうも高い器械の購入費を購う為にでは」と
患者
としては検査より治療が大切と思うのですが、治療より検査を優先します。

治療と言えば実績や経験長さで言うと、今行われているすべて治療の
中では、
飛躍的な治療経歴を持つものが、お灸治療です。

                   種子島の玄関
    

少なくとも千四百年間の実績資料や文献そして歴史があります。江戸時
代には、
西日本の雄藩藩主は参勤交代の折、もぐさの里「伊吹」に立ち寄り
、もぐさを買う
風習があった記録が残っております。

 最も古い医学的治療法で、日本人が一番
親しんで来た伝統医学であり
ます。又日本最初法律大宝律令に博士として法整備
され最初の医学博士
号灸博士の規定があります。


 しかし現在は痕が残るとか、熱いと言う理由から本物の灸治療〔透熱灸〕を
行う
治療所が無くなりました。隔絶灸と言われる、火を直接身体に当てない
治療が
流行ったからです。

 でも隔絶灸はお灸治療ではありません、なぜならお灸の効果が
出ないか
らです。効果の出ないものをお灸治療と呼ぶ事は出来ません。昔心霊手術

治療をTVで行った事がありましたが、盲腸一つ治す事が出来ない、まやか
し手術
だったでしょう。

 あれを外科手術と呼ぶ者はいないでしょう。隔絶灸も同じ意味で
心霊お
灸治療と呼ぶべきものです。

最近、お灸治療に対し間違った考えが数多く流布されています。本物の
お灸治療と
実治療ついて、詳しく説明を行いたいと考えます。又治療効果
は現在の西洋医学では
考えられない方向性の違いがあり、決して劣る事の
無い事も証明しましょう。今もまだ
新しい効果実績を積み上げながら、新たな
病気への挑戦を試みつつ、灸の持つ本来の
役目を証明したいと火の治療・
灸本治法を書きつつあります。


 灸は「熱いに決まっています」「跡が付く当たり前手術も同じでしょう」、でも
現代人から
考えると理解しにくい秘密が隠されているのです。治療前に読
んでその秘密の大切さを
理解頂けるように、著作中です、もうしばらくお待ち
ください。「もぐさ25号」は、原稿の
一部です。

 海  


更年期障害

この病気について、長い間、書く事を躊躇っておりました。理由は余にも
鍼灸治療では
簡単に治療されている病気ですから、治る事は当前と感じて
いました。でも治らない患者が
多く、要望が多いので簡易ですか取り上げま
した。

 原因を一言で言うと、閉経期後に起こる
様々ホルモンバランスの不調で
起こる病気です。詳しく解説すると、ひとり、ひとり、症状や
状態が違い、
何百種類の症状なり、個人の症状別に説明しなければ、正しい説明になり
せん、そして又、治療方法もひとりひとり方法が違い何百種類にもなります。


 産婦人科治療では、ホルモンのバランスをとる治療が行われるようになり
ました、この治療は
大変難しく、薬の種類や量の加減により、バランスが逆
に狂う事があり、ドクターの経験と感性に
頼らざるを得ません。

 その関係で特効が現れたり、まったく効かなかったり、又は悪化する場合も

あります。女性ホルモンを体内に増やすのが目的ですが、普通に女性ホル
モンを摂取しますと、身体に
女性ホルモンが増えて参ります、中には今まで
自己分泌していた、女性ホルモンを分泌しなくなる
人もおり、益々症状悪化
を招くことがあります。逆に男性ホルモンを少量投与しますと、一時的に

性ホルモンが増えますが、その刺激により、自己体内の女性ホルモンが多く
分泌されると言う場合が
あります。

 この度合いの感性を持つ、産婦人科ドクターは技術と経験を感性の大変
優秀なドクターなのです。

 鍼灸治療では、昔から「血の病」と称し、「血の道」「血頭」等として、更年期
障害で起こる症状を説明
しています。

 通常なものでは、頭痛、肩こり、腰痛を多く発し、自律神経変調を起こします。
自律神経症状
として、不眠、高血圧、や不安、動悸、胸痛、等の心臓神経症の
類、呼吸困難を起こすもの、胃腸障害、
便秘、神経性の下痢や腹痛を起こす
消化器系症状があり、中には自殺をほのめかす程の辛い精神症状を
呈するも
のもあり、一概に判断できない症状群を呈します。

 鍼灸治療は、自律神経のバランス調整と血の道としての、婦人科の機能を高
める目的の治療を行います。

 主として、神経には鍼、特に肩や頭部の神経調整が特効し、血には灸と言わ
れます通り、灸主体の治療が
よく効きます、頸背部の四華患門の灸や婦人三
里と呼ばれている三陰交の灸穴は、名灸穴として有名で
すし又よく効きます。
他の症状は、症状別に取穴し治療されると整理された治療になり効果も大き
いと思います。

 別枠ですが、肩こりを上手く処理しますと、頭痛や不眠、耳鳴り、目眩等を
除去する場合があり、頸部の
リンパ誘導マッサージや上頚部の風池や完骨
等の鍼治療も良い方法です。どこの鍼灸治療院でも行える、

極めて頻度の高い治療です、どうぞ症状を詳しく話して、治療をされると良
いでしょう。

                 行縢山

      

残酔

 お酒飲みの話であるが、お酒を飲み止めると直ぐに醒めていくのでは無い。
時間が過ぎ行く程に、
酒の燗の程度や料理に込められた、暖かい心配りや気
遣いが、お酒とともに感じられて参ります。


 飲み止めてから次第にもてなしの心やお酒の味が、深く感じられるのが
「残酔」と呼ぶべきものです。


 友との酒宴が済み、ひとり家路に向かう、夜風が頬を撫でる度に、又一段と
楽しみな酒が酔いと
なって回ってくる。酒飲みはお酒の質や酒宴の楽しさを、
軒酔い、村酔い、県〔あがた〕酔いと表現
した。飲んで直ぐに酔い家の軒を
出ると醒めてしまう酔い方が軒酔いで安い酒、次第に酔い、県を
出る頃に
醒めるのが最も良い酒で銘酒と言い表したのです。


 お灸の治療にも、後効きと呼ばれるものがあります。治療を終えて七日から
一月後に効き目が出て
くる事です。 お灸は出来るだけ小さく、一箇所の回
数はやや多め、治療日数は多い程効き目か
良いのです。お酒の酔い例え
るなら、県酔でしょう。

お灸も良い治療を行うと、「跡効」「後効」と呼ばれる効果が続き、その治療
結果は長いものですと、
二十数年も病気の再発を抑えたと言う。

 銘酒○○、名灸○○と呼ばれる、治療の効き目の永い、灸療法を続けたい
ものです。



 命の教室

 釈尊は「悪い人がそこにいるのでは無い、悪いと感じた、私がここに居るだけ
だ」と心のあり方を
説明しています。心と体を一緒に治したいとの想いから、こ
の度、「命の教室」 と名付けて、心と体の
健康法を学ぶ教室を計画しました。

 週一回午後七時から二時間の開催予定です。自律神経や
更年期障害、
不安や不眠等でお困りの方はご参加下さい。

費用は一ケ月千円程度会費制で行います。
曜日は参加者の都合で決めて
頂きたいと思います。予定人員は当初十名です。希望者は受付まで
お申し
込み下さい。

発行者 (有)丸井庵ヘルシー

宮崎県延岡市愛宕町2丁目37番地

電話 0982-33-4794  代表者 有留 秀雄