メニエール症候群 
原因は耳の中のリンパ水腫であると言われています。内リンパ水腫がなぜ生じるのか現在は不明とされています。 


春を待つ

メニエール病の診断基準として日本めまい平衡医学会の次のように見解を表しております。
1.回転性めまい発作を反復すること
 @めまいは特別の誘因なく発来し、嘔気、嘔吐を伴い、数分ないし数時間持続する。
 A発作の中には「回転性」めまいでない場合もある。
 B発作中は水平回旋混合性の自発眼振を見ることが多い
 C反復性の確認されぬ初期発作では、めまいを伴う突発性難聴と充分識別されなければならない。
2.耳鳴、難聴などの蝸牛症状が反復消長すること
 @耳鳴、難聴の両方またはいずれかの変動に伴いめまい発作をきたすことが多い。
 A耳閉塞感や強い音に対する過敏性を訴える例も多い。
 B聴力検査では、著名な中、低音部閾値変動や音の大きさの補充現象陽性を呈することが多い。
 C一耳罹患を原則とするが両耳の場合もみられる。
3.1.2の症状をきたす中枢神経疾患、ならびに原因既知のめまい、難聴を主訴とする疾患が除外できる。これらの疾患を除外するためには、問診、一般神経検査、平衡機能検査、聴力検査を含む専門的な臨床検査を行い、ときには経過観察が必要な場合もある。


上記のように、メニエール病の症例の確定は難しく、最近NHKの試してガッテン番組の中で、耳石剥離による、めまいと治療法を放送しましたが耳石剥離による、めまいはメニエール病とは異なります。また高血圧や貧血、自律神経失調によるめまい等があり正確にはどこからをメニエール病とするのか難しいです。我々鍼灸師は耳鼻咽喉科や内科による診断でメニエール病及びメニエール症候群と診断されたものをメニエール症候群として治療を行なってまいりました。確かに治療の過程の中で医療機関で効果の出ない症候群の方がかえって効果が良く出るようです。50数名の治験例の中での治癒率は60パーセント程度です。何が効果があり何が効果が無かったのか、上記の症例判断も難しいようにはっきりしませんが。難聴や耳鳴が治るものは、低音の耳鳴りで
高音の耳鳴りは治癒しない場合があります。また耳鳴、吐き気、回転性眩暈が三つ伴うものが良く治ります。ひとつでも欠けると治癒率が悪くなるようです。また喉や耳の痛みを伴うものは治りにくい傾向にあります。

治療法はエイ風穴、ガンエン穴、承栄穴、曲池穴、崑崙穴、肩井穴、完骨穴等に透熱灸で半米粒大の小灸を7荘ずつ行い、効果の出るものでは、10日目より効果が確認され、30日程で完治します。
なぜ効果が出るのかについては、@お灸は消炎効果が強い。A化膿菌や結核菌に対する喰菌力の増強が認められている。Bリンパの還流が良くなるC血液の流れが良くなる〔新生血管をつくる〕等の働きが耳の中のリンパの腫れや化膿菌による腫れを消滅させているのではと仮定しております。

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