科学と言う医学

2001.06.1
海の祈り
 科学的な考察とか、医学は科学であると言います。
そして最新のMRIでの検査結果「骨に異常があります」
と診断されたら「私は、治らない」と

 諦めざるを得ない心境にさせられてしまいます。
でも治る人が居ます、癌の診断を受けて治った人、
椎間板ヘルニアの診断をされて治った人は沢山います。

 なぜでしょう

 科学は今日、今が百点満点の世界です。
十年後に、今日現在の医学を採点すると八十点かそれ以下でしょう。
そして、二十年後、三十年後には四十点や三十点と評価は下がります。

 それが科学であり医学と言う世界です、
現在考えられる最良のものと言えますが、
絶対能力では無いのですから、診断結果も絶対では無いのです。

最新式と呼ばれる機器には、夢があり希望を繋ぎたくなりますが
絶対の真実では無い、まだ進歩する過渡期にある器具機械なのです。

 東洋医学特に鍼灸学の「筋」と言われるものは、まだ診断できない。
確かに指に触感として筋肉の硬縮や血行不良そしてそして膨隆は感じます。
無いのではありません、有るのですが器械測定できないものなのです。

 椎間板ヘルニアもヘルニア〔脱出した部分〕は映りにくい。
写らないかも知れません、絶対と言う確定診断は、まだです。
時代が数十年進む頃には、ハッキリと診断できるでしょう。

 しかし、今は、まだ、という時代です。
ですから「医学を信じるな」ではありません
それだけでは無い、それ以外にも道はある。

「諦めるな、悲観するな」とお伝えしたいのです
火の祈り

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慢性肝炎の灸
 このお話しは、体験談になります
このお方のお陰で、灸師としての命題に気付かされました。

 昭和六十二年秋の終わる頃、一人の老婆が訪ねて来ました。
眼光は異様に青黒く、白目は黄色く、皮膚全体は黒褐色でつやも無い。
「慢性肝炎・黄疸・腹部浮腫」と聞きビックリして治療出来ませんでした。

 当時、新進気鋭の「灸治療師」を目指し、頑張っていたのに
勿論、慢性肝炎の治療点は知っていました。
取穴〔ツボに点をとる〕すれば、治療出来たのです。

 しかし、できなかった、その理由は経験が全く無かったからです。
江戸時代から肝炎のお灸治療で有名な熊本の免田行くように紹介しました。
このお灸治療師は、現在のお方が五代目と言われる名医です。

 それから二年目の春、偶然にその患者に出逢いました。
「あんた、生きとった」と驚いて声をかけたのは、私でした。
病院の診断で数ヶ月、永くても半年と言われていました。

 死病と言われる慢性、それもB型肝炎の末期症状・・・・不思議でした。
頼み込んで、胸と背中の灸痕を見せて貰いました。

「科学を超えた治療が出来る。」
それを現実、目の当たりに見せられた体験でした。

 その後、数名のB型・C型の肝炎に出逢い
命の御礼を頂く立場になる時
この老婆への感謝の気持ちで胸が一杯になるのです。
そして、未熟なあの日を懐かしく恥ずかしく想い出します。
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