いじめと虫きり   宮崎県 延岡市 鍼灸院 
丸井太郎
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 お灸処丸井庵は、扁桃腺 (ヘントウセン) 炎の治療で有名になりました。

30余年前から、子供達が昔ながらの熱いお灸を据(ス)えに参ります。昔の海軍さん
も陸軍さんも嫌がるお灸の治療を我慢して受けます。

 親が子供の健康や幸せを念じ、辛い想いをしつつ連れて来る、お子様は自分の身体
を心配している親の事をよく理解しています。

ですから、涙ひとつ流さずに我慢をします。酷な治療だと言う者もいます。その通り
で行う者も辛い。でも2日間40数回のお灸で20年以上の期間、発症を押さえます、
ですから辛い痛さを堪え、我慢するのです。

近年抗生物質が隆盛を極める前の時代までは、お灸は大切な医療技術でした。
特に四国では、3歳の子供に背中のツボ【身柱(シンチュウ)】にお灸を据(ス)える
風習がありました。

 このツボの意味は、疳(カン)の虫を切ると言われ、激しい感情の高ぶりを抑える作用
があるとされています。別名を塵気・智利介(チリケ)と呼ばれ身体の不浄な気を払う。
又は仏様の知恵を受け賜るツボとされています。

 「切れる」と言う症状は、急激な感情の高ぶりを抑えられずに、無茶をする意味です、
この症状が幼児に発生するものを疳虫症と呼びます、大人になるまで治癒しなかった
者が切れるのです。

 東洋医学の基本は陰陽の調和です。いじめる子供を無くす事も大切な事ですが、
いじめる子といじめられる子のバランスです。勿論いじめる子、いじめられる子にも
両方に疳虫症が治癒せずに残ったのです。

  世の中からすべての難儀を取り除く事は不可能な事です。どんな人生でも難儀の
ひとつ無い生き方を送る事はあり得ない。どうしようもない、辛さや悲しみに出会う時
があります。その時には堪える、我慢すると言う心の力を要求されます。その力が
堪忍と呼ばれる心の強さです。

昔、四国の民は、辛さや悲しみを乗越える心の為に、虫切のお灸を風習として
伝え残しました。許す堪忍、堪える堪忍、そして堪忍出来ぬ事を堪忍する。

 火は不浄を払う、新たなものを作るとされます。近代医学はお灸治療が新生血管
を作り、新たな血の道を作り体温を上げて、痛みや痺(シビレ)れを取り除く力がある
事を証明しつつあります。

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