炎症と疼痛 〔瘍〕 宮崎県 延岡市 鍼灸院 
丸井太郎
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 神経炎と神経痛そして関節炎と関節痛は、同じ病気を 呼び方を変えている
と思いがちですが、それは間違いです炎と痛はまったく異なる病気です。

 炎が付く病気は炎症を起している病気です。炎症熱を伴っているので、
触れると熱感や腫れがあります。炎症を起こす理由(原因)があります。
炎症毒が存在したり、ばい菌や機械的圧力等も原因となります。

 痛(つう)は痛みそのものが病気です。神経の血行不良や神経萎縮等、神経そのもの
が痛む病気です。 神経のウイルス感染や筋肉の硬縮により神経そのものが侵され
て起こる病気です、一般的には炎症を伴わないものを総称しております。
 
 
治り難い病気ですが、「痛」には鍼治療が良く効き、 数回の治療で治ります。
三叉神経痛、坐骨神経痛、閉鎖神経痛、大後頭神経痛、小後頭 神経痛、上腕神
経痛、肋間神経痛、腓骨神経痛、尺骨神経痛、 大腿皮神経痛等、痛む神経により、
呼び名が変化するだけですので、 的確に神経叢や神経の分岐点に鍼が刺入でき
る技術があれば即座に治す事が可能な病気です。

  「炎」には、お灸治療がよく合います、特に膝間節炎、股関節炎 肩関節周囲炎〔五
十肩〕扁桃腺炎、咽頭炎、耳下腺炎、慢性肝炎 痔、等の炎症性疾患には、「灸」の消
炎作用や炎症毒の俳毒作用が よく働き、腫れや熱感が直ぐに消去されます。  
瘍や疔と言った化膿性疾患も、ひとつの「炎」の病気で養老や合谷、曲池の多荘灸が
良く効きます。
         
 
肛門の周囲にできるものや顔の周囲に出来るものがあります。 腫れの初期には、
切開する事もできず、炎症による腫れと痛みと 熱により、我慢や忍耐をさせられる病
気です。

 ある日、五十歳になる婦人が、頭痛がすると見えられました。 本人の話しでは、頭
が重く痛い、軽度の熱があるとの話しです。
 思い当る程の、原因が見当たらないので、肩こりか若しくは、風邪の初期症状だろう
と考えて、肩に触れたら、異様に皮膚の緊張が あります。

 髪を掻き揚げて探したら、ビックリしました。  リンゴ半分を首筋に当てたような、
大きな腫瘍があり、登頂部は、 赤く腫れ盛り上がっています。微熱もこれが原因です。
瘍と言われる化膿性疾患でした。

化膿性の灸治療を思い出し、多荘灸をする事に決めました。

 
治療の効果が少なかったら、化膿毒による命の危険性も考えて、 午後三時迄
〔五時間〕経過した時点で再検討を行え事としました。
熱や痛みが引かない場合は皮膚科での抗生物質の治療行う事を説明注意して、
左右の合谷、曲池、養老に、21荘づつ、透熱灸をして、帰宅しました。

 3時頃には連絡を頂く事にしていました。何かと連絡あると、待っていましたが、
何の連絡も無く、四時30分にこちらから電話を入れました。電話に出でくれません。
仕方なくそのままにしました。

 
明くる朝、ひょっこりとやって来て、「先生有難う、灸が良く効いた、もう一度お願いし
ます」との事です。

 「昨日四時頃は、どこに 居た」と聞くと「茶畑の草を・・・・」  ああ、心配して損した
なぁ、でも元気な顔が嬉しかった。 腫れは、梅干の種の半分ぐらいに小さくなり、
周りの、熱感も 無くなっていた。

庭の隅に